広報・PR担当者にとって、なくてはならないプレスリリース。しかし、
「何をどう書けばいいの?」
「配信してから何をすればいいの?」
と悩む担当者さんは多いのでは?
こうしたお悩みを解決する、プレスリリースを上手に書ける5つのステップをご紹介します!
目次
- 1.内容を決めよう!
- プレスリリースに必須の3要素
- ネタ探しに使えるツール
- 2.AIや他社の例を活用して書こう!
- いい事例はマネしていこう
- 3.配信サービスで広めよう!
- 広めたいなら配信サービスは必須
- 4.効果の分析を必ずしよう!
- 時系列と数値でつかもう
- 競合他社と比較しよう
- 5.次のプレスリリースに活かそう!
- プレスリリースは継続が命
- ツールを活用しよう
1.内容を決めよう!
まずはプレスリリースで伝えるべき内容を整理しましょう。
プレスリリースに必須の3要素
どんなプレスリリースにも共通して必要な要素が3つあります。それは
- 社会性
- 新規性
- トレンド性
です。
新製品の発表や調査研究の報告など、書く内容が決まっている場合でも、それが従来とどう違い、社会にとってどう価値があり、今の世の中にどう影響・関係するのか、をポイントにしましょう。
なお、プレスリリースの内容の種類については、こちらでまとめていますのでぜひお読みください。
参考記事:プレスリリースの種類とタイミングとは?
ネタ探しに使えるツール
話題づくりのために市場調査などをして結果をリリースしたい、というケースもよくあります。
でも、いざ書くとなるとネタ探しが難しい…。そんなときにはまず、トレンドを調べましょう。
簡単な方法では、「Googleトレンド」で検索ワードのトレンドがわかります。
ウェブニュースであれば、『Yahoo!ニュース』の、「アクセスランキング」があります。
Twitterには「トレンド」が、YouTubeには「急上昇ランキング」があります。
自社の業界動向を調べるなら、手作業の検索よりもツールが効率的です。無料ツールの定番が「Googleアラート」です。キーワードを登録しておけば、自動で記事が送られてきます。
予算があるなら、クリッピング・モニタリングツールの利用をおすすめします。
2.AIや他社の例を活用して書こう!
書く題材が決まったら、参考になるプレスリリースを探していいところを積極的にマネしましょう!
また、AIにプレスリリースを書かせる方法もあります。
いい事例はマネしていこう
参考になるリリースとは、よく読まれているリリースです。
よく読まれるのには理由があり、「社会性」「新規性」「トレンド性」の要素を必ず含んでいます。
プレスリリース探しには、各配信サービスのランキングが利用できます。
たとえばPR TIMESのアクセスランキングは、配信からの時間別に見られます。
また、Qlipperのプレスリリースランキングもぜひ参考にしてみてください。
AIを使ってプレスリリースを自動作成
最近は、AIが長文、短文、専門用語などを含んだ精密な文章を短時間で作成できます。そうしたAIを使えば、手書きの場合より時間を短縮し、効率的に作業を進めることができます。
たとえばQlipperはChatGPTでプレスリリースを自動作成する機能を備えています。
3.配信サービスで広めよう!
せっかく書いたプレスリリースです。できる限り多くの人に読んでもらいましょう。
広めたいなら配信サービスは必須
従来、プレスリリースは報道関係者向けのものでしたが、今はインターネット上で誰でもアクセスできます。
自社サイトへの掲載はもちろんですが、プレスリリース配信サービスを使って世の中に広く発信しましょう。
配信サービスは、提携メディアへリリースを原文のまま転載します。その数は概ね20〜50サイトです。
どの配信サービスを選べばいいかわからないという方は、こちらの記事もぜひお読みください。各配信サービスの特徴をわかりやすくまとめています。
4.効果の分析を必ずしよう!
プレスリリースを出したら、効果の分析は必ずしましょう。
時系列と数値でつかもう
まずはメディア露出量の変化を見ます。リリース転載と、それを基に記者が書いた記事も追いましょう。
クリッピング・モニタリングのツールを使えば、確実に記事が集まり、記事数の推移もわかります。
また、プレスリリースの効果分析に数値は不可欠です。
配信サービスでは、転載数や配信元のアクセス数・PV・UUなどがわかります。
なお、Qlipperではすべての記事で「仮想ページビュー」を算出しています。
競合他社と比較しよう
集めた数値は、どう分析すればよいでしょうか?
答えは簡単。他社とくらべればいいのです!比較することで、手にした数値の位置づけも、自社の強み弱みもわかります。さらに、他社の分析を通じて参考になる施策を学ぶこともできます。
5.次のプレスリリースに
活かそう!
このサイクルを続けることが大事です。
プレスリリースは継続が命
プレスリリースは1回出して終わりではありません。配信を続けて自社が知られる機会を増やしましょう。
プレスリリースを配信したら、露出を把握し、効果を測定し、他社と比較分析し、トレンドを参考に改善してまた配信する。このステップを続けることが重要です!
ツールを活用しよう
広報・PR効果測定サービスを使うと、このステップを簡単に実現できます。
これから積極的にプレスリリースを配信しようと考えている方は、ツールの活用を考えてみてください!